
読書夫
こんにちは。読書夫です。
今回は誉田哲也さんが書かれた、「ストロベリーナイト」を読んだ感想をお伝えします。
ストロベリーナイトは、姫川玲子シリーズの第1作で、誉田哲也さんの代表作とも言える小説です。竹内結子さん主演で、連続ドラマと映画化もされました。
あ、言い忘れましたが

懸賞妻
いつものやつね。

読書夫
あらすじは書きません!
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読書夫の感想
警察を舞台にした、殺人事件ミステリー小説です。かなり残酷な描写があり、苦手な方にはお勧めできません。もしかしたら慣れてる人でも少しきつい場面があるかも…。
特に素晴らしかった点
読書夫が特に素晴らしいと感じた点は、「色彩の描写」「主人公のキャラクター」です。
冒頭から灰色と鮮やかな赤色との対比から始まります。随所に色に関する描写があり、色によってその場の雰囲気の表現や人間心理を描写されています。色による表現で、物語を俯瞰的にとらえられる新鮮さを感じました。
主人公は犯罪者に同調した思考により感覚的に捜査を進める天才肌の人物で、ミステリー小説の読者を置き去りにするような展開を生み出します。また「強い」と「弱い」がハッキリとしたを兼ね備えた女性主人公であり、恐らく読者によって好き嫌いが分かれる独特な人物です。
またミステリー小説としても、ちゃんと推理可能な情報提供があり、主人公のように「感覚的」にも、他の登場人物のように「論理的」にも推理可能な小説です。
読む順番について
姫川玲子シリーズの読む順番は以下の通りです。寒くなってきて、コタツに寝ころびながら読む小説は格別ですよね?気に入った方はぜひ読破を目指してみてはいかがでしょうか。
- ストロベリーナイト
- ソウルケイジ
- シンメトリー
- インビジブルレイン
- 感染遊戯
- ブルーマーダー
- インデックス
- ノーマンズランド
- オムニバス
- マリスアングル

読書夫
最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さんの読書への一助になれたら幸いです!
